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小林由美子 (以下・小林) 大塚ちひろ (以下・大塚) | 今日はお忙しい中、ありがとうございました。 |
富岡 プロデューサー (以下・富岡) | いえいえ。
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小林 | すごく勉強になりました。
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富岡 | まあ、アニメーションは本当に作業工程が多くて、関わっている人数も凄く多いので、ほんの一部しか見せられなかったんだけど。
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小林 | 一部でも、すごく興奮してしまいました。
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富岡 | これから始まっていくわけですけど、お二人は主人公とヒロインということですが、小林さんは、東和馬役が決まった時どうでしたか?
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小林 | はじめ、オーディションの話をいただいて原作を読み始めたんですけど、スッゴイおもしろくて、是非やりたいと凄く思いましたね。役柄が16歳の男の子で、どれだけできるかなっていう不安もあったんですけど、オーディション当日は、結構好き勝手やらせていただける雰囲気でした。やり終わったあと、これで落ちたらそれはしょうがないかなって思うくらい、思いっきりやれました。結構すっきりした気持ちでした。
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富岡 | 和馬役も、ほんとにたくさんの人が受けられてましたからね。
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小林 | 気合い入れて頑張りたいと思います!
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富岡 | 大塚さんは梓川月乃役が決まった時いかがでしたか?
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大塚 | 私は、実は凄くパンが好きで、自分で時々作ったりもするんですけど、すごい面白いな、こういう漫画があるんだなって感激したし、梓川月乃は、結構お嬢様で、すごいパン作りが上手で、しかも高校生でお店を任されてるし、すごい役だなっと思って。
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富岡 | ほんと、すごい設定だよね(笑)
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大塚 | それで、わたしは声優さんはホントに経験がないので、オーディションの時は自分の素のままで、セリフを読んでみて、「月乃はこういう感じの子なのかな」って感じたままを喋ったんで、ホント訳がわからないまま進んでましたね。
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富岡 | その感じが、とってもよかったんだよね。
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大塚 | ほんとに面白いお話だし、楽しみだなっていうのはありますね。
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小林 | 富岡さんと監督は、原作読まれていかがでしたか?
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富岡 | 僕は、最初読んでて、真面目な話なのかなと思って、入り方が真面目だったから。でも、途中からなんだこれはと思って、いろんなギャグが出てきて、かなり仰け反ってしまいましたね(笑)。
小林・ |
大塚 | ほんとスッゴイ面白いですよね。
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富岡 | 友達の話とか、家族の話とか、いろんなものが入ってて、とってもいい原作なんだなと思いましたね。
青木監督(以下・監督):僕も最初読み始めた時から面白いなと思ったんですけど、だんだん読んでいって、あそこまで凄くなるとは思わなかったですね。ほんと、読んでて楽しかったです。だから、この作品がやれると思うと、僕はすごく嬉しかったですね。こういう原作ができるんだっていう。
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小林 | 周りのキャラが凄く個性的で、パンを食べたあとのリアクションとかが、ほんと大好きで。
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大塚 | わたしも大好きです。
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小林 | この前電車の中で読んでたんですけど、『電車の中なんだから絶対笑うもんか』と気を引き締めて読んでいたんですが、つい「はふっっ」って笑っちゃって、ああ、どうしようと思っちゃいましたね(笑)。リアクションの部分なんかも、どういう風に動くのかとか、ほんと楽しみですね。パンの色とかもアニメになって色が付いて湯気が立ってみたいなのを見ちゃったら、本当に食卓がパン一色になるんじゃないかなと思いますね。
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富岡 | そうだね、是非ジャぱん旋風を巻き起こして。
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大塚 | そうですね、ジャぱん旋風を巻き起こしちゃいましょう!
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